認知症の種類

こんにちは。
梅雨も本番になってきましたが、カビや食中毒にお気をつけください。
じめじめしている所は要注意ですね。扇風機の風とか上手に使うと良いですね。

認知症と言うと「物忘れ」という言葉が最初にうかぶのではないでしょうか。
認知症の周辺症状がみられる病気も沢山あります。
この場合はもとの病気が治れば周辺症状も出なくなるという事です。

認知症は単独で症状があります。
認知症には大きく分けて4つの種類があります。

1.アルツハイマー型認知症(脳の萎縮あり。物忘れあり穏やかに進行していく事が多い。)
2.脳血管性認知症 (脳卒中等の障害から発症する。短気になり感情失禁等あり。)
3.前頭側頭型認知症 (前頭葉と側頭葉に萎縮あり。万引きなどの反社会的な行動をとったり、人格がかわったりする。)
4.レビー小体型認知症 (大脳皮質を含む脳全体にレビー小体と呼ばれる異常物質の沈着あり。パーキンソン症状と幻視あり。1日の内で症状に変動あり。)

単独の場合もあれば、混合している事もあります。
始めにアルツハイマー型と診断されその後脳梗塞などから脳血管性認知症も発症する場合があります。

認知症の診断は物忘れ外来などに行くといいです。
長谷川式認知症スケールと言うのも良く使われます。30点満点で20点以下だと認知症を疑います。

認知症は病気です。家族が病気になったらどうしますか。主には看病します。

元気だった時のお父さんを思い浮かべて、受け入れられないという事もあるでしょう。
自分の事を何も覚えていてくれなくても、そこにいるのは自分の家族です。

自分の中で存在とは何なのかすごく考えます。
答えの出ない、答えは人それぞれであるという事だけがはっきりしています。